[K2編]

■ 基本ポジション

K2は、
つま先とかかとでステアリングを操作します
目の前にスティックがあるからといって、
強引にスティック操作で曲がろうととしてもダメ
スティックは体重移動で足りない分を補う程度にしましょう
重心を低くした方が安定するので足の裏全体に体重をかけます
スティックを握った手に力を入れると
重心が上に上がってしまい、不安定になります
左右どちらにコーナーリングしていくときでも
最も注意するのは姿勢です
背中が反っくり返ると大変危険なので注意しましょう

まずはスティックの長さを調節しましょう
ボードをまたいで地面に立ち背中を伸ばした状態で
スティックを持って
肘がほんの少し曲がる程度のところで
高さを固定します
あまり高くするとジャンプの際に引き上げられなかったり
着地に失敗したときにグリップで胸を打ったりします
きちんとセッティングされていれば
段差越えを失敗したときも
スティックごと飛び越えられるので安全です
ただし、スティックはあくまでも補助的なものですので
しがみついたりすると重心が高くなって危険です
乗っている間はボード全体を足の裏で
コントロールするように心がけましょう
走り出しの時は
軸足を真っ直ぐに向けるとスムーズに加速できます
膝をスティックにぶつけないよう
つま先を少しだけ反対側へ向けるのがコツです
蹴り足は走り出したらほぼ真横に乗せます
蹴り足側へ重心をかけておくと
スムーズに進みますし多少の段差や道のでこぼこも
気になりません
十分に勢いがついたら
素早く軸足を斜め前へ向けます
こうすることによって
的確にボードをコントロールできます
ジャンプの時は両足を真横に置いて
つま先で立ちます
つま先だけでコントロールするので
かかとはボードの外へ出てしまいますが
問題ありません
ただし、ジャンプの前後に
かかとが落ちてしまわないように注意しましょう
プレーキングの際は
かかとを中心に足の裏全体で踏み込みます。
軸足は急ブレーキの際は
正面向きにしましょう
急コーナーを抜けるときの姿勢です
ここでは、カラダの前側へ曲がって
(左足が前の人なら右ターン)いきます
しっかりとつま先に体重を掛けて
ステアリングをめいっぱい切ります
最初はゆっくり走りながら練習してください
ふつうのコーナリングでは
前傾角度や沈み込みがもう少し少なくても
大丈夫です
背中側のターンは、かかとへ重心を掛けます
必要以上にお尻が出たり
背中が伸びきったりしないように注意しましょう
急ブレーキの際は
体が前に飛び出さないように軸足を踏ん張って
体を後ろへ移動し
ブレーキを踏む足に体重を掛けます
スラロームに入るときの姿勢です
つま先へと体重を掛けていきます
体重を掛けるときはあごを引き
背中が反っくり返ってしまわないよう
注意します
高速走行時の姿勢です
めったにないとは思いますが
スピードに乗ってきたら
より体重を落としていきましょう
いつでもプレーキング出来る準備も怠りなく